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めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

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2005年 韓国総集編1(宿・美術館・史跡)


韓国の旅・総集編―お宿
12月18日から1月2日までの15泊16日の間に5か所のお宿に泊まりました。
ソウルでは、安国ゲストハウス、北村ゲストハウス、イエイニネ、南山ゲストハウス、パークハイアットソウル。そして釜山ロッテホテル。
ゲストハウスではひとり旅やったので、すべてシングルです。
安国ゲストハウス
room2room1ここは1泊40000W。シャワーとトイレ、PC、小さな冷蔵庫が部屋専用に付いていまう。地下鉄「安国」の駅からも近いし、自分のPCも無線LANで使えるし、冷蔵庫には朝食用の材料が揃ってて、自分で作れば食べ放題だし、給水器、電子レンジ、調理道具、食器もあるしとっても便利でした。部屋はオンドルで暖かくベッドです。ただオーナーは日本語ができないので、英語でコミニュケーションできないとむずかしいです。宿泊者も日本以外の人ばかりでした。
共有のリビングがふすま隔てた隣なので、家族連れなどが朝食で使っていると、気になるといえば気になります。
オーナーはまだ若い男性で、つたないながらもいろいろと英語で話をしました。おぜんざいを食べてきたと言うと、小豆は韓国ではシャーマンへの供え物とされているが、日本ではどうか?など、日本ではどうか?っていう質問攻めにあって、自分の国のことを考える機会になりました。
北村ゲストハウス
北村ゲストハウス1泊35000W。小さなオンドル部屋でお布団があるだけ、寝るだけの部屋でした。共有のリビングには、冷蔵庫、電子レンジ、給水器、ネットのできるPCは揃っていますが、PCに日本語のフォントは入っていませんでした。食料も自己調達です。地下鉄「安国」の駅から商店街を歩いて10分ぐらい。目の前に銭湯があって便利です。
ここは6か月の男の子のいるお母さんとおばあさんがやっていて、お母さんは日本語がわかるし、とっても親切にしてくださいます。共有のトイレ・シャワールームは広くてシャワーカーテンもついていますが、外を通らないと行けないので寒かったです。
ここには日本人の女性が多く泊まっていました。ここでいっしょになった在日韓国人の女性と、1時間ぐらい話したのも、印象に残っています。
日本語が通じる韓屋の宿としては、雰囲気があっていいと思います。
イエイニネキャベツ焼きサンドイッチ
イエイニネリビング1泊30000W。私が一番お気に入りのお宿です。一軒家のゲストハウスと、アパートの1室の部屋があって、私は後者のNo.7に泊めてもらいました。朝食は運んできてくれるし、洗濯機、シャワー、トイレ、電子レンジ、給水機、ポット、PC、ドライヤーとどれも備えてあって、ベッドも別室に2台、景色もよかった。ただ、5階なので階段の上り下りがちょっと大変かな。
地下鉄「景徳宮」駅から歩くと12、3分。バスを利用すれば便利です。
土曜日の10時からお父さんが仁旺山に連れて行ってくれます。
韓国の普通の暮らしを体験したいなら、このお宿がおすすめです。とっても親切だし、足の便もいいし。家庭の朝ごはんをいただけるのもうれしい。
南山ゲストハウス
南山ゲストハウス 104号室南山ゲストハウスVIP3VIP3の部屋は50000W。ここは、ゲストハウスで唯一クレジットカードで支払うことができました。一戸建ての1階部分、3部屋あるうちのひとつ。バス・トイレ付き、オンドル部屋でお布団。共有のリビングには冷蔵庫、給水器、トースターがあります。電子レンジがないのが不便だった。PCも隣の建物に行かないとなかった。
メインの建物のシングルルームは40000W。ベッド、バス、トイレ、小さい冷蔵庫、ドライヤーが備え付けられています。
スタッフの高さんは日本語を勉強中で、彼ともいろいろ話しました。マネージャーのロビンさんはアメリカに映画の勉強のために留学したこともあるそうで、映画を作りたいと話してくれました。
ここも宿泊者は日本人が6割以上だそうです。ソウルナビというサイトで日本語で予約できるからかもしれません。家族連れも多かったです。
地下鉄「明洞」駅から急な坂を上って5分。便利な場所にあります。

パークハイアットソウルパークハイアット バス夜景パークハイアットソウル ベッドルーム夜景は日本語ができるスタッフもいるけど、英語ができたほうが便利です。場所は地下鉄「三成」駅1番出口を出たすぐ。車のエントランスが細い裏道から入るので、わかりにくいです。土・日11時からのブランチブッフェはおすすめです。
デザート4メイン
               
釜山ロッテホテルは、全スタッフ日本語ができるんではないでしょうか。お湯のポットはありませんが、頼めばすぐ持ってきてくれます。
釜山ロッテホテル 
タオルはどこでも貸してくれました。石けん、シャンプーもあります。歯ブラシ、歯磨きは持参しなければありません。法律で決まっているみたいです。
ソウルでは、どのお宿でも下水のニオイがちょっと気になりました。パークハイアットでさえかすかに。
全体的に下水の状態があまりよくないんで、こんなもんやと思えないと、つらいかもしれん。トイレに紙は流さずに、ゴミ箱に入れたほうがええみたいやし。
食事のときは、取り箸なんて使わず、直接自分のお箸でとってそのまま口にいれる。いっしょに食事をしようっていう人なんやからそれでええのかもね。
日本人がきれい好きすぎるのかな?

韓国の旅・総集編―美術館・博物館
今回9つの美術館・博物館を観てきました。行けなかったのは、水原のホアム美術館だけやった。
気に入った順に紹介します。

No.1 三星美術館“Leeum” Leeumロビー
韓国の古美術の宝庫で、完全予約制のためゆったりと観ることができできます。
SAMSUNGオーナーの名字Leeと美術館の語尾-umを組み合わせて、Leeum、リウムやそうです。
受付で貸し出しているPDAには日本語のガイドもあります。常設展が10000W、企画展が7000W(Matthew Barneyの「拘束のDrawing」)。事前に振り込むと入場料が2割引になるうえに、PDAも無料で借りられます。Leeumのサイトから予約できるようになってますし、日本語がわかるスタッフもいます。
Leeum古美術館古美術館(MUSEUM1)には、国宝36点をはじめ、選りすぐりの作品が、高麗青磁器、白磁、書画、仏教美術・金属工芸とそれぞれ4フロアに分けて展示されています。この美術館を観れば、韓国の最高水準の古美術を網羅して観ることができます。
現代美術の常設展(MUSEUM2)は3フロアーに分かれていて、韓国の近現代、海外の近現代、国際現代美術が展示されています。韓国の今を知るにはええし、海外の著名なアーティストの作品も揃ってます。
企画展もおもしろかたし、カフェもあります。梨泰院へも歩いていける距離にあります。

No.2 国立現代美術館 国立現代美術館
地下鉄「大公園」駅から美術館のシャトルバスに揺られて8分。ソウルランドのそばにあります。入場料は700W(企画展込みで3000W)。
1階中央ホールにあるナムジュン・ペクの吹き抜け天井まで届きそうなビデオアートの搭のまわりを、らせん階段で上がりながら各フロアを観ていきます。スペースがゆったりしていて天井もたかいので、とっても気持ちよかった。展示のしかたも、構成がしっかりしていておもしろい。屋外に展示されてる作品もあります。カフェやミュージアムショップも充実してました。

No.3 国立民族博物館
景福宮と同じ敷地にあって、入場料も景福宮と共通で3000W。音声自動案内機が1000W。
この音声自動案内機の説明がわかりやすくて楽しかった。漢民族の生活や文化がわかりやすく紹介されてます。
ソウルに着いた翌日にここを観にいったので、韓国についての事前学習にもなりました。初誕生日しめ縄

No.4 戦争記念館
入場料3000W、日本語音声機2000W。国防の大切さを訴えていましたが、同時に戦争の悲惨さも伝わってきました。韓国戦争についての展示が多かったんやけど、韓国はベトナム戦争にも派兵してて、それでベトナムへのビジネスチャンスができたっていう説明があって、複雑な気持ちやった。
戦争記念館戦争記念館 戦時中風景

No.5 国立中央博物館 国立中央博物館
10月28日にリニューアルオープンしたばかり。12月までは入場料無料やった。通常は2000W。日本語ガイドPDAは3000W。自動翻訳を使っているせいか「今、ご覧になっている」がすべて「こん、ごらんになっている」など、日本語がいい加減でちょっとわかりにくかった。展示作品の数も多いし、国宝もいっぱい。韓食堂やフードコートまであります。オリニ博物館(子ども博物館)もおもしろそうやった。

No.6 ヘイリ芸術村
ソウルの北方でDMZ(北朝鮮との境)に近いところにあります。1949年に韓国の文化や芸術に携わる人たち350人が50万平方メートルの土地を共同購入して、公的援助を受けず自分たちだけの力で芸術村を造ってきたそうです。
「BOOK HOUSE」の建物は木で覆われています。ハン・ヒャンニムギャラリーには壺や陶磁器が展示されていました。
ヘイリ芸術村 ハン・ヒャンニムギャラリーBOOKHOUSE おしゃれでユニークな見本のような建築が60以上点在してて、今も工事中のところがたくさんありました。
それぞれの建物はギャラリーや、アトリエになってます。公開してなかったり、無料や入場料1000W~10000Wのところなどいろいろです。おもしろいところやけど、ちょっと遠いねえ。

No.7 ロダン・ギャラリー
入ってすぐの吹き抜けホールにロダンの作品を展示してあるからこんな名前なんやね。
ここもSAMSUNGが運営してます。SHE’S LIKE A RAINBOWという企画展をやってて、5000W。色ごとにドレスを展示してて、日本人のデザイナーではコムデギャルソンや三宅一生、古いディオールやピエールカルダンもあっておもしろかった。
ここは小さいギャラリーやから、企画展次第やね。

その他
ソウル市立美術館
「マチスとフォービズム」展、10000W。ここは裁判所や大法院として使われていた建物を、内部を現代的に改装してあって、おしゃれな雰囲気。
徳寿宮美術館(国立現代美術館別館)
「アジアのキュビズム」展、3000W。国ごとにキュビズムの表現が違って興味深かった。

ソウルの美術館は、日本に比べると安くてうらやましい。企画もしっかりしてて、観ていておもしろい。SAMSUNGの力の入れ方もすごいし、街中にギャラリーも増えてて、これからが楽しみやなあ。

韓国の旅・総集編―史跡
今回行った史跡は6か所。また、気に入った順に紹介します。

No.1 水原華城華虹門
拝観料1000W、華城行宮1000W・日本語音声ガイド2000W。ソウルから1時間ぐらいで行けるし、世界文化遺産にも登録されてます。ここの城壁5.7kmを3時間ぐらいかけて歩いて、門や見張り台を観てまわったんがおもしろかった。
今から200年ちょっと前に建てられたもんで、ヨーロッパの建築技術なんかも取り入れられてるんやて。
カメハメハ1世がハワイ全島を統一したり、徳川幕府第11代将軍徳川家斉の寛政の時代。サントリーの伊右衛門のお茶、京都 福寿園が寛政2年創業やったなあ。
暗門っていう秘密の門があったり、銃を撃つための穴があったり、観光バスで来て有名どころを2、3観るだけじゃもったいないです。華城行宮ではチャングムの撮影もされたんやて。
華虹門のそばにある「ヨンポカルビ」もおいしかったよ。
水原華城行宮水原華城西南暗門銃穴から見た城郭 
No.2 景福宮慶会楼
拝観料3000W。ソウル市内に5つある王宮の中で、最も古く規模も最大。
1395年に創建されたんやけど、1592年豊臣秀吉による文禄・慶長の役(韓国名:壬辰倭乱)の戦火で全焼してしまったそうです。1868年に創建当時の規模に復元されたんやけど、1910年の日韓併合によって、景福宮内にあった約200の殿閣のほとんどが壊されて、日本が朝鮮総督府庁舎を建てたから、景福宮の景観は完全に破壊されてしまったんやて。景福宮復元事業が始まったんは、1991年、2025年に完成予定やそうです。
日本人としては、申し訳ないことがいっぱいの場所やなあ。
日本語ガイドツアーをやってはるから、それに参加することをお勧めします。私の時は一人きりやったんで、専任ガイドさんみたいですごくよかった。
義理のお母さんのために建てたおうち「慈慶殿」に、「十長生文様の煙突」っていうオンドルで焚いた煙を出すための煙突と塀があ一緒になったんがあって、これが「宝物」に指定されてます。煙突が文化財に指定されてるんは韓国ぐらいやないかって言ってはりました。
写真は10000ウォン札の図柄にもなってる「慶会楼」。池の上にたってるんやけど、池が凍って雪が積もってました。

No.3 宋廟宋廟
昌慶宮と連絡橋でつながってて、両方共通で1000W、世界遺産に登録されてる。李氏朝鮮王朝の歴代王と王妃や功臣の位牌(神位)計163位を祀ってるとこで、静かで荘厳な雰囲気やった。1395年に建てられて、位牌の数が多くなるにしたがって増築していきはってんて。
ここも日本語ガイドがいはります。

No.4 昌慶宮
宋廟と連絡橋でつながってて、両方共通で1000W。.
1483年に創建され、景福宮と同じく、1592年豊臣秀吉による文禄・慶長の役(韓国名:壬辰倭乱)で大部分が破壊され、1986年の復元工事で再現されたそうです。
ここも日本語ガイドがいはるんやけど、私が行った日はお休みで残念やった。
温室の植物園があったり、池があったりなごめる場所です。お年寄りが日向ぼっこしてはりました。
昌慶宮

No.5 昌徳宮昌徳宮
拝観料3000W、ここも世界遺産に登録されてる。1405年に建てられ、秘苑っていうきれいなお庭もあってええとこなんやけどなあ。
自然と建物保存のために、決まった時間だけ観覧できるようになってて、ガイドさんの案内に従って、ぞろぞろとみんなと一緒に1時間20分で一回りします。私が行った時は、200人近いが参加してはった。ツアー客の人も、ここの入り口まで連れてこられて、終わるころまたバスに乗って移動するみたいやった。
ソウル市内にこんなにも豊かな自然が残ってることにびっくり。
大韓帝国最後の皇太子英親王に嫁いだ方子女史が、晩年暮らしてはった楽善斎もありました。

No.6 徳寿宮徳寿宮
拝観料1000W、ソウル市庁の隣という街のまんなかにあります。見どころのひとつ「大漢門」が工事中で残念やった。予定では工事が終わってるはずやのに、遅れてたみたい。ネオルネッサンス式の石造殿や徳寿宮美術館(国立現代美術館別館)として使われてる石造殿別館などもあります。

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